何の数字だと思いますか?
実は、2012年1月1日から8月31日までの
当院スタッフが参加、あるいは当院が主催したり、参加する予定を含めた
【学会・研究会・セミナー参加のべ日数】です。
実は、スタッフが個人的に参加しているセミナーなどはカウントしていませんので、それも入れると100日間弱になるかもしれません。
8か月間で88日間ですから、月に平均11日間も【 外部刺激を受ける勉強をしているチーム 】だと言う事ですね。
当院のスタッフは本当に勉強家です。 そう思いませんか?
≪決して、自慢ではありません。 勉強してくれるスタッフに感謝しているのです!≫
上の題名にある【CE】 とは、コンティニューエデュケーションの略です。 我々の世界では、獣医師の【 卒後教育 】の事を指します。
みなさんは、【エビングハウス忘却曲線】というのを御存知ですか?
人間は、100個の事を一度に覚えても、翌日には74%も忘れてしまい26個の事しか覚えていない。
1か月後には、約80%も忘れるのです。
ですから、繰り返し繰り返し同じ事を学びに行く必要があるのです。
長期記憶の為には、画像で覚えるのが正しいのです。 ですから、イメージ脳に画像を印象深く入れ込んでしまえばよいのですが、
残念ながら、獣医学はどんどん新しい研究が進み、今まで正しかった事が“ 間違っている ”事になる世界なのです。
ですから、私達は【国際セミナー】を中心に、専門医のスペシャリストによる【整理された高度な最新獣医学】を、画像を用いて覚えられる学会などを選んで、足しげく参加するようにしています。
コツコツ型の人間ですので、地道に努力させて頂いております。
そのような意味では、当院はとても恵まれている立地にあり、東京や横浜にも近く、2つの獣医大学にも近く、学会や研究会にもすぐに行ける場所にあります。
湘南で行われる【日本国内でも有名な先生方をお呼びする研究会】にも、当院は毎月2回は必ず【スタッフ獣医師が全員参加】できるシステムを設けています。 【 石田卓夫先生と信田卓男先生の講義やコメント 】には、いつも刺激を受けています。
今の時代は色々なツールがありますので、新情報を院内でシェアーできやすくなりましたね。
本当にありがたい世界です。
このような恵まれた当院の病院スタッフによる診療は、経験年数よりも【深い良質の医療】が行う事が出来ています。
他の地域からの患者様が多く集まってこられる事も、その事を証明しているのかもしれません。
私の研修医時代には考えられなかった、良質な卒後教育(CE)環境だと思います。
ただただ、その恵みに感謝するのみです。
ただし、初めて御来院予定の方は過度な期待はしないで下さいね。
大した事をしているのではなく、ただコツコツと“ 一匹一匹の患者様に真剣に! ”診察とケアーをさせて頂いているだけですから・・・
当院では、今年になってから、限られた時間ではありますが、【 待合室カウンセラー 】という、飼主様のお話を聞かせて頂く担当者が加わりました。
飼主様の御不安も理解できる病院になりたいと、コツコツ歩んでおります。
応援して頂ければ感謝です。
最後まで御読み頂きありがとうございました。